レーの街の中心に小高い岩山がありそこにちいさなゴンパがある。観光客が立ち寄るようなゴンパではない。この岩山に登るとレーの街が360度見渡せる素晴らしい場所なのだ。朝、その名前もしらないゴンパがある小さな小さな岩山に登る。レーの街の西側には緑が広がっている。レーの街にいると緑があまり感じられなかったが。ここに登って見渡すとレーは緑で囲まれているのが分かる。素晴らしかった。
ジミーが言う。「今日はカルドン・ラに行こう。」
カルドン・ラというのは、車で行ける場所の中では世界中で一番高い場所なのだ。標高5602メートル。ヨーロッパ最高峰のモンブランより高く、アフリカ最高峰のキリマンジャロより少し低い。もちろん酸素は少なく、気温も低い。一つ問題がある。カルドン・ラに行くにはインナー・ライン・パーミットと言う許可証が必要なのだ。この許可証は今日一日で取れるもんではない。
僕が言う。「インナー・ライン・パーミットを持っていない」
ジミーが笑って言う。「スズキ・サムライ・ダイジョウブ」
ジミーの車でビーコン・ハイウェイをカルドン・ラに向かっている。どんどん標高をあげて行く。道は舗装されてなく、崖から落ちると確実に助からないだろう。
しばらく行くとインド軍が設置している検問所があった。僕は少し緊張する。ジミーが車を止めて検問員と話している。「ノー、ノー」と検問員は言っている。検問員が小銃を僕に突きつけながら近づいてくる。僕はとびっきりの笑顔を作って、リュックからタバコを2カートン取り出し渡す。事前にジミーと打ち合わせした通りに振る舞った。すると彼は「オーケー、ゴー」と言ってくれた。車を走らせながらジミーとハイタッチをした。
ジミーが「スズキ・サムライ・ダイジョウブ」と言った。
小高い岩山より望み見る、左にレー・パレスと右にナムギャル・ツェモ。
レーの西側に緑が広がる。
カルドン・ラに向かうビーコン・ハイウェイ。
カルドン・ラ付近の渓谷。ここで標高5500メートル。
ジミーが言う。「今日はカルドン・ラに行こう。」
カルドン・ラというのは、車で行ける場所の中では世界中で一番高い場所なのだ。標高5602メートル。ヨーロッパ最高峰のモンブランより高く、アフリカ最高峰のキリマンジャロより少し低い。もちろん酸素は少なく、気温も低い。一つ問題がある。カルドン・ラに行くにはインナー・ライン・パーミットと言う許可証が必要なのだ。この許可証は今日一日で取れるもんではない。
僕が言う。「インナー・ライン・パーミットを持っていない」
ジミーが笑って言う。「スズキ・サムライ・ダイジョウブ」
ジミーの車でビーコン・ハイウェイをカルドン・ラに向かっている。どんどん標高をあげて行く。道は舗装されてなく、崖から落ちると確実に助からないだろう。
しばらく行くとインド軍が設置している検問所があった。僕は少し緊張する。ジミーが車を止めて検問員と話している。「ノー、ノー」と検問員は言っている。検問員が小銃を僕に突きつけながら近づいてくる。僕はとびっきりの笑顔を作って、リュックからタバコを2カートン取り出し渡す。事前にジミーと打ち合わせした通りに振る舞った。すると彼は「オーケー、ゴー」と言ってくれた。車を走らせながらジミーとハイタッチをした。
ジミーが「スズキ・サムライ・ダイジョウブ」と言った。
小高い岩山より望み見る、左にレー・パレスと右にナムギャル・ツェモ。
レーの西側に緑が広がる。
カルドン・ラに向かうビーコン・ハイウェイ。
カルドン・ラ付近の渓谷。ここで標高5500メートル。
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