Thursday 10 September 2009

10.アルチと仕事と子供たち。

 ホテルとかゲストハウスとかいろいろあったのだが、僕はそれらは見るだけにして、マイテントを設営する事にした。ラダッキハウスの庭を間借りしてテントを張らしてもらう。これで数日はここに滞在できる。

 テントを張ってるとその家の人がモモを作って持って来てくれた。モモとはギョウザに似たラダッキフードで、一口かぶりつくとあつあつのスープがじわっと口の中に開花する。ハフハフいいながら食べる。食べる。食べる。止まらない。どんどん食べる。「ドンレ、ドンレ」(どんどん召し上がれ)なんて言われたときには僕の胃袋は無限の宇宙になる。「ゲスモラク、ジュレー」(ごちそうさまでした)お腹はいっぱいだ。

 腹ごしらえもしたし、次は仕事だ。アルチで知り合いになったおばあさんに口ききしてもらい。ゴンパ造りの仕事にありつく。ゴンパ造りといってもまだ最初の段階で、石の資材を一つづつ担いで、ゴンパ建設予定地まで運んで行く。運んでは戻り運んでは戻りと、くりかえしくりかえし普通に作業していたら、作業している村人たちは一回運ぶと、休憩。おしゃべり。お茶。お菓子。えっ、こんなやり方でいいんだ!僕もラダック式のんびりまったりモードで仕事をする。

 僕の働いてる姿を見て今まで隠れて出て来なかったアルチの子供たちも安心したようにゾロゾロと顔を出し始める。

Tent at Alchi


 ラダッキハウスの庭を間借りしてテントを設営。数日滞在。

me at Alchi


 こんな感じで石を担いで運ぶ。フォト BY 村人

Grand mother at Alchi


 このおばあさんに仕事の口利きをしてもらった。

Children at Alchi


 土産物売り場の売り子の姉弟。

Child at Alchi


 石を運んでいると頭上から男の子が覗き込む。

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