Friday 26 February 2010

26.ムルベクとギャル

 僕らは車を走らせる。広い渓谷の中、ムルベク村が見えてきた。

Mulbek village

ムルベク村。
仏教徒の村だが、
ムスリムもたくさん住んでいる。


 ムルベク村の中を走る。左手の岩山の上にムルベク・ゴンパが見えてくる。

Mulbek village

ムルベク・ゴンパ。
日の光を浴びて、
岩山の上に佇んでいる。


 すぐその先にチョルテンが見えてくる。

Mulbek village

チョルテン。
古いチョルテンの横に新しいチョルテンがずらりと並ぶ。


 ムルベク達磨仏で小休止。観光客であふれている。達磨仏の前の茶屋はお客でいっぱいだ。

Mulbek village

ムルベク達磨仏。
ムルベク・チャンバの向こうに、
ムルベク達磨仏を仰ぎ見る。


 ムルベク村を後にしてしばらく車を走らせる。僕らはメイン道路をそれて、右の小道に入って行く。しばらく車を走らせる。ギャル村が見えてくる。その先にギャル・マスジドが建っていた。

Gal village

ギャル・マスジド。
仏教徒が多い村に、ぽつんとマスジドが建っている。


 またしばらく車を走らせる。岩の中に埋め込まれたギャル・ラカンが見えてきた。このあたりをしばらく散策する。ムルベク達磨仏は観光客が多かったけれど、ここには一人もいない。僕にはここの方が面白かった。

Gal village

ギャル・ラカン。
岩の中から顔を出しているラカン。
ラカンの周りは迷路の中に家々が
所狭しと広がっている。


 子供が路地から自転車に乗って飛び出してくる。その後ろからラマ僧が僕らに声をかける。一言二言、言葉を交わして僕らは車に乗り込む。僕らはギャル・マスジドまでもどり、ここの近くにジミーの友達が住んでいると言う。マスジドのすぐ近くの家を尋ねたが友達はいなかった。かわりにお母さんが出てきて家の中に僕らを通してくれた。夕方近くになっていたが、そこで僕らは遅い昼食を頂いてから、チクタン村に向かった。

Gal village

友達の家。友達はいなかった。

Gal village

お母さんがぐるぐる茶を作っている横で、
にわとりが、せわしなく遊んでいる。


Gal village

ぐるぐる茶とチクタンブレッド。

0 comments:

Post a Comment

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...