Saturday 6 March 2010

31.シャカール村の学校

 僕とジミーはシャカール村の学校に行く事にした。宗教の指導者から学校までの先導役の学生たちを紹介されたので、後について行く。山道をずっと登って行くのだ。

Shakar village

学校までの通学路。
学生たちが先導してくれる。
大自然の中の通学路は半ば楽しい、
半ば疲れる。
どんどん離されていく。


Shakar village

通学路からシャカール村の集落を望む。
通学路から振り向けば、
青空の下、
山の中にシャカール村の家々が
遠くの岩山の斜面に咲き誇っている。


 どんどん山の斜面の傾斜がきつくなっていき、僕たちを苦しめる。やっとのことで山の頂上にたどりついた。仰ぎ見たとたん僕らは驚く。なんと学校が山頂にあるのだ。

Shakar village

シャカール村の学校。
正式名称、ハイアー・セカンダリー・スクール・シャカール。
校舎は新しく、デザインはシンメトリーで
色彩もベース色の白色に薄い青色という
やさしい色使い。
シャープかつ、かっこいいのだ。


 僕たちは学校の先生に食堂に案内された。途中の教室の壁に標語が掲げてある。”HUMAN MADE IS BAD,NATURE MADE IS GOOD”その標語を見てちょっと感動してしまった。僕たちと先生は食堂の席に座る。学生たちはティーやお菓子や果物の準備をしている。どうやら僕たちは大歓迎されているようだ。

Shakar village

学校の食堂。
僕たちは熱烈な歓迎を受けた。


 僕たちは先生からこの学校の説明を受けた。2007年にこの学校はスタートした。生徒の数は197人、男子が100人、女子が97人。この学校も英語の教育に力を入れている。先生たちはこのシャカール・チクタンエリアが完全に解放されて、外国人の観光客がたくさん来てくれる事を望んでいる。いや確信しているのだ。シャカール・チクタンエリアはトレッキングに使える面白いルートがたくさんあり、その全てが絶景なのだ。英語の教育に力を入れているのは、外国人が訪れるようになった時に村人がコミュニケーションをとれるように用意をしているのだ。この村から外の世界に出て活躍できる人材が生まれる事も望んでいるようだ。

Shakar village

先生と生徒の集合写真。

 僕たちは学校を後にした。シャカール村の集落に降りていく途中に小学校があったのでカメラを向けると、子供たちが集まってきた。

Shakar village

シャカール村の小学校。

Shakar village

小学校の子供たち。
外国人の僕が持つカメラに集まってくる。


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