Monday, 12 September 2011

12.コロンボの宿泊寺の話。

 マハメーガラ寺の会場から外に出ると夜は深まり静寂が寺を包み込んでいた。寺の境内に目をやると所々ろうそくで照らされた場所がぽっぽっと優しいオレンジ色の光を灯している。境内の中のささやかな少し明るい場所に夜店が出ており、そこでは蓮の花が売られていた。  土曜日にあたる今日はボーディ・プージャの日だったなとふと思う。この日は仏陀をしのんで菩提樹の回りをお祈りしながら歩くのだ。ある人は水の入った差し壷を持ち、ある人は夜店で買った蓮の花を...

Sunday, 11 September 2011

11."Arogya" Foundation For Disabled

 最近はケッタラーマ寺のウェブページの制作に追われていてなかなかブログが更新できずにいたが、ウェブの仕事も落ち着いてきたのでブログに少し専念しようかと思う。  クルナーガラからバスに乗ってコロンボに向う。雑踏の中の停車場から古バスがギシギシと動き出すと、ここぞとばかりに開け放たれたドアより売り子が次から次へと乗り込んできた。水の入ったペットボトルを売り込みにやって来る者。お菓子や子供用のおもちゃを売り込みにやってくる者。 ...

Saturday, 10 September 2011

10.ケッタラーマ寺のつれづれなるままに 其の三。

 今日もまた茜雲の下、僕はトゥクトゥクで外出をする。寺より15分ほど北へ向けて走るとクルネーガラの街に出るのだ。その街の中心にあるエレファント・ロックこと”アトガラ”の細い坂道をトゥクトゥクはその小さなエンジンをグィングィンと鳴かせながらトコトコと登っていく。  トゥクトゥクは辞書によれば日本国内でも200台以上が公道を走っていると云う事だ。日本国内では4サイクルエンジン660ccと2サイクルエンジン360ccの2種類があるみたい...

Friday, 9 September 2011

9.スプートニク・インターナショナル。

 クルネーガラの中心部には、その背後にクルネーガラ・ロックを背負って青空とのコントラストを楽しんでいる石製の時計塔がそびえ立っている。僕とダマはその時計塔の前で待つ事20分、スプートニク・インターナショナルの狩野さんはやって来た。   スプートニク・インターナショナルとは  学びたくても学べない子供たちのサポートをします。奨学金制度や交換留学制度をはじめ、図書室の充実、移動 図書館運営、絵本の読み聞かせ、日本語・英語教育、などで...

Thursday, 8 September 2011

8.ケッタラーマ寺のつれづれなるままに 其の二。

 スリランカの万物が全て黄昏れる時間帯に僕とダマが道を歩いていると、トゥクトゥクが僕らの横で止まり、乗らないかと云ってきたので、僕たちはどこかに行く当てがある訳ではなかったがとにかく乗り込む事にした。村では稲の刈り入れが終わり、稲の風選をしている光景がよく見られる。  風選というのは稲を風の力を借りて良い稲と悪い稲を振り分ける方法だ。軽い稲はどこかへ飛んでいき、良い稲だけが残るという寸法だ。僕たちはトゥクトゥクでその風選をしている...
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